地域の商店街の活性化と、今話題の「やなな」
先日、千葉市の商工会議所主催で
フェイスブックセミナーを開催させて頂きました。
地元の千葉での講演は初めてだったので、
とても新鮮で、素晴らしい出会があって喜んでいます^^
さてそんな中、持ち上がった話が
地元の商店街の問題・・・
かつては栄えた千葉の商店街も、
近年はシャッターが閉まったお店の方が多く
閑散としているのが現状のようです・・・
しかし、これは千葉に限った事ではなく
全国の地方都市で同じように起きている問題なんですね!
さて、では「なぜ」地域の商店街は
儲かってないんでしょうか???
それは、おそらく商店主さんたちが
悪循環のスパイラルに陥っているからでしょう。
ビジネスで利益を出す上で
重要な事は2つあります。
① 人を集める(見込み客の収集)
② 販売をする(セールス行為)
この2点です。
かつての商店街は①の人を集める事は
商店街そのものが、勝手に集客できたので、
店主は販売の事だけを考えれば良かったわけです。
そして、頑張る事と言えば
隣のお店に負けないように
ひたすら
地域NO1を目指せば良かったんですね。
しかし、
・大手スーパーの進出
・都心一極集中による地域空洞化
・マーケットの縮小
・ベビーブーマー世代の減少
などなどなど
環境は大きく変化してきました。
そして、商店街に①の集客力は
無くなっていきました・・・。
でも、多くの店主は
「景気はまた良くなるかも・・・」
「地域の行政がどうにかしてくれるかも・・・」
「助成金とか考えてくれるかも・・・」
と、景気や政府にそれでも依存した訳です・・
==その依存心が何を失わせたか・・・==
それは商売人にとっての生命線
「集客力」だったんですね。
そして、
集客手段が分らない
↓
お客さんが来ない
↓
商いが面白くない
↓
店主に元気がなくなる
↓
よけいお客様は遠のく
↓
売上は下がる・・・
↓
赤字に転落する・・・
↓
借金が増えていく
↓
お店を閉める・・・
↓
商店街がシャッター街に変わって行く・・・
こういった負のスパイラルが
全国で起こったわけですね。
どうすればこの現状を打開できるか
そのポイントは商店街が一つになって
「集客力を取り戻す」
これにつきます。
その為には
①テーマ性を持ったブランディングをする。
②メディアの力を活かす
これがとても大事になってきます。
まず①のブランディングでは
「人はワクワクした場所にしか集まらない」
という事を意識する事です。
ワクワクさせてくれる場所に人が集まるのは
WEBサイトやフェイスブックページも同じです。
次に②メディアを活かすという事ですが
ブログやフェイスブックなどの次世代の
WEBメディアをしっかり活用する事。
それとマスメディアがプレスリリース
したくなるような面白い企画を
発信する事だと思います。
==この2点で成功している商店街があります==
岐阜市柳ケ瀬商店街のキャラクター「やなな」
やななは、岐阜市柳ケ瀬商店街の
アクアージュという水路に住む段ボールの人魚
段ボールの手作りキャラで、予算も殆どかかっていない・・
そんな「やなな」ですが、なんと
今や全国区のキャラクターになってます!
下記は雑誌、プレイボーイの表紙を飾る「やなな」
もちろん
ブログ
http://www.geocities.jp/trois_voix/08yanana
ユーチューブなどの次世代メディアも
使いこなしている「やなな」プロモーション
素晴らしいです!!!
お金を使わず、知恵を絞って企画を作り
それを、無料のWEBメディアでしっかりと
口コミさせ、その結果、マスメディアの力を引き込み、
そして、また影響力を大きくしていく・・・
まさに、成功のスパイラルに入ったと言えます。
そして、この「やなな」の最も成功した点は、
商店街と地域住民が
「やなな」を応援したい!
という想いで一つになったという事です。
今や「やなな」のイベントがあると言うだけで、
柳ケ瀬商店街には多くの人が集まるそうです。
皆が力を合わせて、ワクワクした企画を立てて
本気になって楽しむと、そこに人は来たくなります。
そんな商店街が増えると、楽しいですね^^
これからの日本の商店街、期待しています!!
佐藤みきひろ
フェイスブックセミナーを開催させて頂きました。
地元の千葉での講演は初めてだったので、
とても新鮮で、素晴らしい出会があって喜んでいます^^
さてそんな中、持ち上がった話が
地元の商店街の問題・・・
かつては栄えた千葉の商店街も、
近年はシャッターが閉まったお店の方が多く
閑散としているのが現状のようです・・・
しかし、これは千葉に限った事ではなく
全国の地方都市で同じように起きている問題なんですね!
さて、では「なぜ」地域の商店街は
儲かってないんでしょうか???
それは、おそらく商店主さんたちが
悪循環のスパイラルに陥っているからでしょう。
ビジネスで利益を出す上で
重要な事は2つあります。
① 人を集める(見込み客の収集)
② 販売をする(セールス行為)
この2点です。
かつての商店街は①の人を集める事は
商店街そのものが、勝手に集客できたので、
店主は販売の事だけを考えれば良かったわけです。
そして、頑張る事と言えば
隣のお店に負けないように
ひたすら
地域NO1を目指せば良かったんですね。
しかし、
・大手スーパーの進出
・都心一極集中による地域空洞化
・マーケットの縮小
・ベビーブーマー世代の減少
などなどなど
環境は大きく変化してきました。
そして、商店街に①の集客力は
無くなっていきました・・・。
でも、多くの店主は
「景気はまた良くなるかも・・・」
「地域の行政がどうにかしてくれるかも・・・」
「助成金とか考えてくれるかも・・・」
と、景気や政府にそれでも依存した訳です・・
==その依存心が何を失わせたか・・・==
それは商売人にとっての生命線
「集客力」だったんですね。
そして、
集客手段が分らない
↓
お客さんが来ない
↓
商いが面白くない
↓
店主に元気がなくなる
↓
よけいお客様は遠のく
↓
売上は下がる・・・
↓
赤字に転落する・・・
↓
借金が増えていく
↓
お店を閉める・・・
↓
商店街がシャッター街に変わって行く・・・
こういった負のスパイラルが
全国で起こったわけですね。
どうすればこの現状を打開できるか
そのポイントは商店街が一つになって
「集客力を取り戻す」
これにつきます。
その為には
①テーマ性を持ったブランディングをする。
②メディアの力を活かす
これがとても大事になってきます。
まず①のブランディングでは
「人はワクワクした場所にしか集まらない」
という事を意識する事です。
ワクワクさせてくれる場所に人が集まるのは
WEBサイトやフェイスブックページも同じです。
次に②メディアを活かすという事ですが
ブログやフェイスブックなどの次世代の
WEBメディアをしっかり活用する事。
それとマスメディアがプレスリリース
したくなるような面白い企画を
発信する事だと思います。
==この2点で成功している商店街があります==
岐阜市柳ケ瀬商店街のキャラクター「やなな」
やななは、岐阜市柳ケ瀬商店街の
アクアージュという水路に住む段ボールの人魚
段ボールの手作りキャラで、予算も殆どかかっていない・・
そんな「やなな」ですが、なんと
今や全国区のキャラクターになってます!
下記は雑誌、プレイボーイの表紙を飾る「やなな」
もちろん
ブログ
http://www.geocities.jp/trois_voix/08yanana
ユーチューブなどの次世代メディアも
使いこなしている「やなな」プロモーション
素晴らしいです!!!
お金を使わず、知恵を絞って企画を作り
それを、無料のWEBメディアでしっかりと
口コミさせ、その結果、マスメディアの力を引き込み、
そして、また影響力を大きくしていく・・・
まさに、成功のスパイラルに入ったと言えます。
そして、この「やなな」の最も成功した点は、
商店街と地域住民が
「やなな」を応援したい!
という想いで一つになったという事です。
今や「やなな」のイベントがあると言うだけで、
柳ケ瀬商店街には多くの人が集まるそうです。
皆が力を合わせて、ワクワクした企画を立てて
本気になって楽しむと、そこに人は来たくなります。
そんな商店街が増えると、楽しいですね^^
これからの日本の商店街、期待しています!!
佐藤みきひろ